いまさらインターネットの話 その②
こんばんは!
今日は昨日の続きを少し話します。
P2Pシステムの利点は大きなデータ通信を効率よく行えることでした。
もう一つの利点はセキュリティー機能が強いということです。
クライアントサーバーシステムではデータを保存しているサーバーを攻撃されれば
かなりの痛手を負います。
サーバーを分散して1つのサーバーが攻撃されても
ほかのサーバーが頑張ってサービス運営を続けるということもできますが、
個人情報の流出などは避けられません。
そこでP2Pシステムではそもそもサーバーにデータを置かずにみなさんのパソコン同士の通信の中にデータを置いておくことで高いセキュリティー機能を実現することができます。
しかし、ここまで述べたP2Pシステムが理想とする形はすべてのPC、
通信回線が同じ性能を持っており、対等に通信ができるというものです。
これは物理的に現在の技術では不可能です。
じゃあ、どうやったら効率よくデータ通信ができるようになるのでしょうか?
ここは発想の転換です
データが要求されるまえからデータを送っておけばいいのです。
ここでも例をあげます。
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Aさんの冷蔵庫には牛乳が入っていますがなくなりそうです。
そこでお店はAさんが牛乳を買うと予測して先にAさんの家に送っておくのです。
こうすることで、Aさんは牛乳を要求したらすぐに入手できるようになるのです。
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これをインターネットで実現できれば
中国のアリババグループのジャックマーが言ったように中国全土で商品注文から15分で手元に届くシステムができるかもしれないのです。
私は昨日の朝アマゾンでスタンドライトを買って昨日の夜家に届きました。
日本でも半日以上かかっています。それも昨日はアマゾンプライムデーだったので
アマゾンはより一層頑張っていたなかでです。
中国で15分で商品が届くなんて考えられないですよね。
でも、消費者の行動をAIを使うことで先読みし、
実現できるとジャックマーは言っています。
うーん、すごい、実現するかはわからないけど
今日はこのへんでばいばーい!